当社のアラウンダーポンプをタンクからの小分け、タンクへの移送だけでなく、充填で使用する
際に良い『 充填機 』があれば紹介して欲しいとのお問い合せをいただくことがあります。
そこで、既にお客様でお使いいただいてご好評の充填機をご紹介いたします。
1.アラウンダーポンプと充填機を活用することによる利点
利点として多品種・小ロットの時代が求めた製造環境にマッチングしています。
①分解・洗浄・組立がしやすい(作業性の改善)
②省スペースで使用できる(設備の合理化)
③残液を無駄にしない(生産性の向上、廃棄量削減)
これらによるトータルコスト削減(収益性向上)に繋げることで製造現場の改善
を実現します。
2.もったいないを解消する方法
充填設備でよく発生するポンプ内の残液、これは製品にできずに「もったいない!」。
そこで軽くて持ち上げも容易なアラウンダーポンプを活用していただくことで、ポンプ内に
残っている製品を全て商品とすることができます。
方法はタンクとポンプの間にサニタリーバルブを取り付けるだけのいたって単純な方法です。
(方法)
①タンク内の液が無くなった時点でバルブを閉めていただき、
②タンクからバルブ(ポンプはバルブと繋げたまま)を切り離します。
③ポンプとバルブを持ち上げて残液(商品)を充填機へ移します。
3.今回紹介の充填機の詳細
充填機メーカー名 : 株式会社クボタ計装
充填機名 : 耐圧防爆型液体充填機 (KKC-20SKV)
《用途》
タンク内の液体をポンプで移送し、一斗缶(18~20L)へ充填に使用。
《特長》
①防爆雰因気下でも使用できます。
②省スペースで設置ができ、充填設備の合理化を図れます。
③ロードセル(量り)計測のため、初期移送時のエアーの影響を受けません。
アラウンダーポンプとの連動、充填量に合わせた充填機選定に関するご相談が
ありましたらお気軽にお問い合せ下さい。
《次回の予告》 へルールハンディポンプとは